保護者の方へ

監督からのご挨拶

甲南大学体育会弓道部監督 松下 慎太郎(平成6年卒業) 甲南大学体育会弓道部は、弓道を通して礼節を重んじ、互いに心身を磨き合い、創造力豊かな人間に成長する一生続く仲間を得ることを目標としています

現代社会は利他よりも利己を重んじる傾向が以前より強く、人間関係が希薄になりがちです。大学の課外活動も社会環境の中でその在り方が年々変わりつつありますが、「相手を思いやる心、感謝する心」=“礼節”は、今も昔も守り続けるものと考えています。

弓道は的と対峙し、相手と直接コンタクトしない競技ゆえ「自分に向き合い、己を磨く」ことにフォーカスされがちですが、一方で “甲南大学体育会弓道部”は「個の集団」ではなく「チーム・組織」です。常に「仲間達と切磋琢磨する」ことが求められ、決して独り善がりで続けられる競技ではありません。
“礼節”を重んじた行動を常に意識し、俯瞰的思考力と柔軟な対応力を養うことで、どんな状況でも社会で共生できる強く器の大きな人材が輩出されることを望んでいます。

充実した大学生活を送るためにも、学生だからこそ活かせる立場や環境を日々大切にし、目標に向かって全力で取り組み、トライ&エラーを経て、想像力豊かな大きな人間に成長して欲しいと願っています。
また、4年間という限りある時間で、共に目標を目指した先輩・後輩、同じ舞台で戦った他大学の友人など、一生続く仲間を得ることは、何より意義深く貴重な財産になると確信しています。

学生弓道は中高の経験に関わらずトップ選手としても活躍できる、数少ない競技のひとつです。大学から何かを始めてみたい、弓道に少しでも興味があるという方には、ぜひ弓道部の門を叩いていただきたいです。そして、保護者のみなさまともご一緒に成長を見守りたいと考えています。

就職活動は、OGである専門のキャリアカウンセラーが支援

弓道部のスタッフは、技術指導だけでなく、大学生活に関わる
様々な支援を行っています。
特に就職活動に対しては、OGである専門のキャリアカウンセラーが支援しており、弓道部独自のプログラムの成果を上げています。
またOBOG団体の甲弓会員が、常日頃から意見を重ね、
大学の関連部署とも連携しながら、現役部員達をサポートしています。
具体的には、施設整備による安全面、体調管理などの健康面、
学業との両立など、万全の態勢で臨んでいます。

また、コーチは幅広い年代層のメンバーが頻繁に道場を訪れ、部活動に関する相談だけでなく、日頃に感じるさまざまな不安や悩みも打ち明けられる関係を築き、卒業後も交流を深めています。

詳細はこちらをご覧ください 就職・進路について

保護者の皆さま方におかれましては、部活動に対し不安や疑問を感じられる点も多いと存じます。
どのような些細な内容でも結構ですので、御質問をお寄せください。
また、道場見学の御要望があれば案内させていただきますので、ご一報いただければ幸いに存じます。
(こちらの「見学申し込み・お問合せフォーム」からも承っております。お気軽にお問い合わせください。)

この甲南大学での生活が、かけがえのない有意義な4年間となることを心より願っております。