部員座談会vol.1

※4 「ゴム弓」弦(つる)の部分がゴムで作られた特殊な弓を使って、段階的に弓に慣れる練習をします。
伊藤)初皆中の時期ですか?全く考えてません(笑)今はとにかく前の人を抜かさないようにということだけで。
佐藤)僕も現状で必死です。芦田さんはいつでした?
芦田)俺いつやったかなぁ。弓道始めて…2ヶ月とかかな。
小高)始めて2ヶ月で?めっちゃ早いな!
伊藤)僕ら2ヶ月目って、まだ「ゴム弓(※4)」やってましたけど…。
小高)俺は弓すら持ってなかったで…。

一回あてたからといって、満足していてはいけないと先輩たちの試合を見て思った

※5 「巻き藁」ゴム弓、素引きから1~2ヶ月後、実際に矢をつがえて、至近距離の「俵(たわら)」に向かって、弓を引く練習をします。この段階で初めて矢を放つことになります。
小高)実際弓道部に入ってみて、イメージと違うところってあった?えっ、こんな地味なん?ゴム弓練習の期間長すぎる・・・とか思わんかった?
伊藤)特に何も思わなかったです。弓道初めてで、ほんとに何もわからなかったので…。
芦田)なかなか弓を引かせてもらえないし、しんどいし、辞めたいって思ったこととかはない?せめて早く「巻き藁(※5)」に進みたい、とか。
佐藤)ないですね。基礎を固めるために必要なことだと思ってやってました。
芦田)そうか・・・えらいなぁ。じゃあ、その後、的前に立って、実際に弓を引き始めてからはどう?
佐藤)一本あてても、次もあてなくちゃいけない。的中に波があったら意味がないので、やっぱり基礎は大切だと思ってます。
小高)先を見据えて基礎を固めておかないといけない、適当に引いてあてても意味はないということか…えらいなぁ。
確かに体育会系は厳しいけど就活には強みだと感じる2011年度新入部員
佐藤)はい、先輩たちの試合を見てそう思いました。
芦田)あ~俺ら見てそう思ってくれましたかぁ(笑)
小高)それはそれは(笑)
芦田)そうそう、体育会系の部活は厳しいっていうイメージがあると思うけど、それはどう?
佐藤)確かに厳しいですけど、礼儀がちゃんと身につくなと思います。中途半端にやるよりは体育会系の方が、自分にとってはプラスになってると思いますね。
小高)おぉ、すばらしいな。まぁ、厳しいというよりは、最低限守らないといけないルールがあるって感じかな。俺も4年間弓道やって、人と接する時のマナーとか最低限のものは身に付いたと思う。就活してても、そういうのが普通に出来るようになってるなって思うこともあるし…。
就活で、体育会系の部活をやっていて何がよかったかというと、アピールできるポイントが多いっていうことと、さらに、面接とかで普通に人と話せるっていうところなんじゃないかと思う。普段から弓道を通じてOBの方とか大人と接してるっていうのもあるし、礼儀正しくできるっていうのは、そういう意味でもやっぱりいいと思うな。
芦田)それはあるな。
そういや今度初めての夏合宿やけど、合宿に向けて目標とかある?経験者に聞いたほうがいいかな。
西畑)さらなる安定性を求める以外はないですね…
春木)もう乗り切るしかないですよね。
小高)合宿は、ほんまに朝から晩まで1週間みっちり弓道漬けやから。行ったら変わるで~。急に当たり出す子もきっと出るぞ。1回生は特に。何かを掴んで帰れると思う。的前いっぱい引けるし。嫌と言うほど(笑)
*夏合宿はこの座談会の後、8月31日~9月7日まで長野で行いました。

弓道初心者、経験者、それぞれの目標

芦田)ほんなら、卒業までにこうなりたいとかいう目標はある?
佐藤)4年生まで続けられるようにっていうことです。
南)上手くなれるだけなれたらと…。
小高)みんな控えめやなー。選手になって活躍したいとかは?
南)まだわからないんです。自分にどれだけ伸び代があるか・・・。なので、やるだけやって行けるとこまで行けたらと思います。
芦田)そっか…、俺は中学から弓道やってるから、1年目から活躍したいっていう一心やったなぁ。経験者の子はそう思ってるんじゃないかと思うけど、どう?
春木)(小さい声で)名前…残したいです…、上まで行きたい…日本一に…。
小高)もっとおっきい声で言いなさい(笑)
西畑)僕は日本一とかそういうのはないんですけど、高校時代にお世話になった先輩方がいるので、その人たちを乗り越えていく…それだけですね。
伊藤)僕は、先輩がいい方ばっかりなんで、僕たちもそんな4年生になりたいと思います。
小高)ありがたいねぇ。
芦田)ありがたいけど、なんかちょっと恥ずかしいな(笑)
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