部員座談会vol.1

部員達のリアルな声をご紹介する「部員座談会」ページを立ち上げました。
第1弾は「新入部員×先輩編」です。入部の理由や練習の様子など、本音トーク(!?)で語っています。
また、会話の中の弓道用語には解説をつけましたので、どんな練習をしているのかも楽しみながらお読みください。
入部の理由は・・・「弓道がおもしろそう」だったから!2011年度新入部員
芦田)そもそもなんで弓道部に入ろうと思ったのかを、まず初心者の人から聞かせて。
佐藤)高校生の時から弓道部の練習をちょくちょく見てまして、おもしろそうだと思ったからです。
南)えっと…私はなんとなくです…。
伊藤)僕は、小高さんがおもしろかったからです!
小高)お前は意外やったわ~。新歓イベントの花見の時に初めて会ったのに、「小高さん、おもろいことやってくださいよ~」って妙なテンションで絡んできて、お前だけは、まさか弓道部に入るとは思わんかったわ(笑)

弓道を続けていない自分は考えられなかった

芦田)経験者の人はなんで入ろうと思ったん?
小高)そうそう、俺も「なんで甲南大学を選んだのか」というのが気になるな。
西畑)えっと、大学入っても弓道を続けようと思っていて、色んな大学をまわりまわった結果、甲南に流れつきました・・・
小高)流れ着いた(笑)他の大学も考えてた?
西畑)はい。他にも3校ぐらい考えてたんですけど、学校によっては(※1)自分の射を変えなくてはいけないのが嫌だったりして、問題なくすんなり続けられそうな甲南を選びました。
※1甲南大学は正面打ち起こしをします。しかし、過去には高校時代は斜面打ち起こしで、入部後正面打ち起こしに変えて、選手として活躍した実例もあります。
芦田)春木はなんで?

春木)先輩に話しかけられて、特に夢なかったんで。
一同)
春木)でも、弓道を続けてない自分は考えられなかったので・・・。
小高)へぇ、それはすごいな。中学の時は何部に入ってた?
春木)バレーです。
小高)一緒や。俺もバレー部出身。
芦田)佐藤は?
佐藤)中学、高校と陸上部です
芦田)中、高と陸上やってたのになんで弓道部に入ったん?
佐藤)そうですね・・・、大学入ったら違う部活に入りたいというのがあったので。
小高)あぁ、俺も一緒や。甲南大学のバレーボールはすごい強いから、さすがについて行けないと思って、別の部活にしようと思って、それで実際にやってみたら、弓道自体がほんとにおもしろくて…。
(わざと改まって)西畑さんっ!弓道のおもしろさってなんですか!?

成長過程が即座にわかるのが弓道の魅力

※2 「立ち」射場に入るひとつのグループを「立ち」といい、順番に弓を引いていきます。一般的には一回につき一人が4本引き、全てあたることを「皆中(かいちゅう)※3」と呼びます。団体戦の場合は、的にあてた総合計で競います。

西畑)それ言われると弱いんですが(笑)おもしろさというか、成長過程が即座にわかるところじゃないですか。
芦田)あぁ、弓を引けるようになったとかあたるようになったとか?
西畑)はい。それで、あたり始めたらあたり始めたで、まだまだ上には上があるので、そこが…。
小高)えらいかっこいいこと言うな~(笑)
西畑)武道系はやっぱりそういうところがありますよね。
芦田)なるほどな。成長ということでは初心者の人はどう?昨日初めて「立ち(※2)」に入ってみて。
小高)あの場に立つと、めっちゃ「あてたい~っ」てなるよなぁ。

今はとにかく、作法だけはミスしないようにと必死

伊藤)いや、それよりもまず、前にいる子の動きに合わせるのに必死でした。
小高)それもあるなあ。前から順番に引かなあかんから、自分だけのペースでできへんもんな。
佐藤)僕はどうしても「あて」に走ってしまいますね。
芦田)「あて」に走る?言うな~(笑)南は?緊張した?
南)射込み(ひとりひとりが自分のペースで弓を引く練習)の時とあんまり心持ちは変わらなかったです。これで当たるかな、あぁ当たらんかったみたいな感じで…とにかく作法だけはミスしないようにと。あと、あたってもあんまり顔に出しちゃだめって言われてるので、帰りのバスの中でじわっと思い出して「よしっ」て一人で喜びました(笑)
小高)みんなほんまに顔に出さへんもんなぁ、えらいよなぁ。今年の1年生はみんなクールですごいなって思うわ。『初皆中(※3)』はいつぐらいまでにしたいとかある?
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