部員座談会vol.4

しんどいことも多いけど、みんなと一緒にいるのが楽しい

加藤)弓道やってて楽しみなことってある?
國枝)弓道でですか?今のところないんですよね~。練習したらしんどいし、試合では勝てないし…。でも辞めずに続けているという…。
一同)
伊藤)よし、とりあえず!まずは試合に勝とうか!(笑)俺の楽しみなことは、練習の終わりの集合で「解散!」って言われることやな。
一同)
伊藤)あとは、卒業するまでに弓道部を更に良くしたいっていうことかな。
加藤)私は「役職」についてから楽しいことは特になかったけど、やりがいはあったと思う。魚住はどう?
魚住)お昼ごはん食べる時が楽しみです。
伊藤)それ囚人やん。

※2 「的貼り」的は木枠に紙を重ねて手張りで行います。シワやユガミひとつ許されない職人技(?)が自慢です。写真下は部室の様子。体育会の部室棟には、更衣室やミーティングルームなどの設備が充実しています。
加藤)1回生ってなんか楽しそうにしてるよね。
國枝)はい。的貼り(※2)とか楽しいです。
加藤)それはウソやろ(笑)でも、みんな色んな話ししながら楽しそうやもんな。
魚住)そうですね。的貼りは確かにしんどいですけど、みんなで話しをしながらなので、楽しいです。みんなと一緒にいるのが楽しいです。
伊藤)1回生は次は新人戦か。今年の1回生は、すごくあてるし、頑張ってな。
一同)はい!
加藤)そうやな。期待出来るよな。

一つの目標に向かって、突き進めるところが魅力

※3 「弦音(つるね)」弓で矢を放った瞬間に弦から発せられる音のことです。弓射の良し悪しを決める目安にもなり、良い弦音は「キャン」という甲高く澄んだ音色で、悪い状態は「バキャン」「バシャッ」など濁った鈍い音がします。冴えた鋭い音が道場に響く心地よい余韻は快感です。ぜひ一度道場に体感しに来てください。
加藤)弓道のどういうところが魅力やと思う?
魚住)うまくいかないところです。ただ単純にちょっと練習しただけでは簡単にあたらない、そういう難しいところが魅力だと思います。
加藤)確かに。
伊藤)小笠原さんは経験者やけどどう思う?
小笠原)私も魚住が言ったみたいに、練習時間に弓をただ引くだけでは結果がでない、つまり、長い時間練習したからといって、一番うまくなれるわけじゃないというところだと思います。高校の時はそこにぶつかって辞めてしまったんですけど…。練習方法を考えて、頑張ってきたことを集結して弓を引いて、あたった時はすごく嬉しいです。弓道は、20射って決まっていたら、20射全部あてれば絶対勝てるじゃないですか。なので、そういう一つの目標に向かって、突き進めるところがいいんじゃないかと思います。
伊藤)素晴らしい。
加藤)柳井は?
伊藤)簡潔にな(笑)
柳井)練習であたった時と同じ感じで、試合で弓を引けたらあたると思うんですが、それがなかなか難しくて、いつも通りには出来ない。そういう難しさが魅力かなと思います。
橋田)私は、的にあたった時のすぱんっていう音と、弦音(※3)です。

加藤)1回生も、もう試合出たり、普通に「立ち」とかしてるよね。結構早い方やと思う。卒業までの目標とかある?
國枝)20射皆中です。
楠木)私も20射皆中したいです。
橋田)全国で個人で10位以内に入りたいです。
魚住)私は、みんなで日本一になりたい!
一同)おぉ!
魚住)…言ってしまった(笑)
小笠原)でも、私も魚住と一緒で、卒業までにきちんと毎日練習して、みんなで勝ちに行きたいなと思います。
柳井)みんなでいい成績を残して、全国に甲南の名を知らしめる!
一同)おぉ!
柳井)…言ってしまった(笑)

第1回座談会の新入生4名の今。9月から行われている関西1部リーグ戦で選手として活躍中。試合にも、後輩指導にも、全力でがんばっています!

伊藤)座談会当時の1年前とはだいぶ変わりました。あの頃は弓を使って矢を飛ばすというだけでも苦労してましたが、今は試合にも出るようになりました。後輩ができて気持ち的にも変わったと思います。
佐藤)1年生の時は、試合では仕事をするのが当たり前だったのが、今は学校を背負って弓を引いているという感じが強いです。
西畑)大学から弓道を始めた組は、この1年間で大きく変わったと思います。僕は怪我をしてしまって、2、3ヶ月ほど休んでしまいました…。
春木)皆で試合に出れるようになったのが嬉しいです。後輩ができたので、より2年生同士の協力が求められるようになったと思います。わきあいあいと楽しくやってます。
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